2003(H15)3.15改正で683系増備により余剰となっていたクモハ485+モハ484の
ユニットとクハ481・489が金沢より転入。交流機器使用停止扱いで183系に編入したうえで
旧T編成の非貫通先頭車クハ183と転入してきたクモハ183+モハ182と組み換え3連を
組成してC編成となりました。

2004(H16)3.13改正より運用を開始し、「北近畿」・「まいづる」・「はしだて」・
「きのさき」とKTR宮福線の快速(「はしだて」の送り込みを兼ね営業運転)で使用されました。
定期列車以外では「文殊」・「タンゴエクスプローラー」の代走に使用されたこともありました。

2011(H23)3.12ダイヤ改正で福知山区に新製配置された287系に置き換えられ運用を
離脱しました。
 
「北近畿」での運用は常にA編成と併結しての運転で、基本は朝夕ラッシュ時間帯の運用が
組まれ、従来の6連から7連となり輸送力増強となりました。多客期には全区間で運用し
閑散期には福知山線内だけの運用となっていました。また、末期にはラッシュ対応の性質上、
福知山線内でも閑散期の土休日は運用休止となっていました。このように、利用客の増減に
対応を可能にさせる役割も兼ねていました。 
多客期の山陰本線での運用。試運転中の287系との顔合わせ。(C33編成・上夜久野駅)
 
「まいづる」では「北近畿」とは逆にそれまでの最長6連から当編成の3連へと半減され、
運転区間に変更は無いものの、京都〜綾部間は「はしだて」・「きのさき」・「たんば」の
いずれかの列車に併結での運転となりました。舞鶴線内では後述の快速列車と共に
単独運用でクモハ183が先頭に立つ姿が見られました。(回送列車を除く)また不定期
ながら一時期小浜線の小浜まで延長運転されたこともありました。 
 
特急列車では唯一、クモハ先頭運用の姿が舞鶴線内で見られました( C34編成)
 
「はしだて」では早朝の上り1本のみ単独でKTR線へ乗り入れ。この列車の送り込みを
兼ねたのが快速列車でした。その他は福知山〜京都間の増結用に使用されました。 
 
はしだて2号のKTR線内のみ単独運用。(C36編成・KTR宮福線・牧駅)
 
「きのさき」では多客期の一部列車で増結用として運転されたことがありました。 
 
 多客期のみ見られたC編成が先頭になる上りは1本だけだったようです。(C33編成)